平成25年3月26日(火) 学術総合センター

企業関係者が76名(53社)、教育関係者が134名、学生スタッフ89名の合計299名が参加しました!


10:00 開会式 
       開会挨拶 国立高等専門学校機構 理事長 小畑 秀文
       来賓挨拶 文部科学省高等教育局長 板東 久美子 氏
10:15 全国高専女子学生の連携による高専女子ブランドの発信事業活動報告
      (1)事業の目的と活動内容
         奈良高専 電気工学科 教授 藤田直幸
      (2)高専女子百科の作成を通じた高専女子ブランドの発信の女子学生の育成
         呉高専 建築学分野 准教授 佐々木伸子
      (3)高専女子ブランド発信事業に参加して学んだこと
         奈良高専 情報工学科 3年 上垣鮎香
11:10 特別講演 日経BP社 ビズライフ局長(日経ウーマン発行人) 麓 幸子氏
       「日本を元気にする女性の力を生かすには」
13:00 午後の部開会挨拶
       国立高専機構 男女共同参画推進委員会委員長 岩熊 まき 理事
      学生の発表「高専女子の教育、研究、学生生活」
15:15 企業の発表「男女共同参画の取り組み、女性技術者の活躍」
16:45 パネルディスカッション
       「女性技術者育成のために今、何ができるか」
17:30 閉会式
       閉会挨拶 奈良工業高等専門学校 校長 谷口 研二
17:45 名刺交換会

 まず最初に、開会式が行われ、挨拶の中で小畑 秀文 理事長が、フォーラムの位置づけとその重要性に触れたあと、来賓の板東 久美子 文部科学省高等教育局長より女子高専生に対し、技術者・研究者としての将来を期待する言葉が贈られました。
 開会式後行われた事業報告では、実施責任者の奈良高専 藤田 直幸 教授から事業の目的と実施内容の説明があり、続いて呉高専 佐々木 伸子 准教授より「高専女子百科の作成による高専女子ブランドの発信と女子学生支援」と題して、この事業の中心となった高専女子百科の編集工程や工夫などについての報告がありました。
 次に、奈良高専 情報工学科3年 上垣 鮎香さんが、女子学生の代表としてプロジェクトを通して学んだことや自分自身が成長できたことなどを発表しました。
 その後の特別講演では、日経BP社ビズライフ局長 麓 幸子 氏をお招きし、「日本を元気にする女性の力を生かすには」をテーマにご自身の経験に基づいた女性のキャリア形成についてご講演いただきました。参加した女子高専生は自身のキャリアプランを想像しながら熱心に耳を傾けました。

 午後からは、全国の高専の女子学生によるポスター発表を行いました。今回のフォーラムでは連携校の9高専だけではなく、全国からの公募学生によるポスター発表も実施し、より多くの高専女子の魅力を発信することにしました。午後の部開始にあたり、高専機構男女共同参画推進委員会委員長の岩熊 まき 理事より女性技術者の視点から女性の社会進出を期待する挨拶がありました。引きつづき、女子学生たちからポスター発表に臨むスローガン「壊せ!“女子だから”の壁!目指せ!世界の女性エンジニア!」による力強い決意表明がありました。
 その後、21高専88名の女子学生たちによる高専の教育・研究活動・学校生活などをテーマにした56件のポスタープレゼンテーションが行われ、企業関係者に高専女子学生の実力をアピールしました。緊張感のある中、堂々としたプレゼンテーションを行い、質問にもしっかりと答えている姿が印象的でした。
 また、女子学生が主体となって作成した、女子高専生の特長・強みを企業や中学生に向けて発信する冊子「高専女子百科」を会場内に展示、企業関係者に配付することにより、「高専女子ブランド」を社会に向けて発信しました。

 引き続き行われた企業関係者からのプレゼンテーションでは、企業内での男女共同参画の取組などについて22件の情報提供があり、教員・女子学生から多くの質問が出ました。各社の工夫を凝らしたプレゼンテーションに高専女子学生も食い入るように見聞きし、積極的に質問をする声も聞こえました。実際に社会で活躍されている方の声は、自然に学生たちにも入ってくるようでした。
 フォーラムの最後に開催されたパネルディスカッションでは、「女性技術者育成のために今、何ができるか」というタイトルで、高専における女性技術者の育成、企業における女性技術者のための環境整備などについて、活発な意見交換が行なわれました。パネラーとして参加した学生も、教職員に負けずに自分たちが思うことや意見をしっかり伝えていました。
 今回のポスター発表では、どの発表が良かったか、印象的だったかを高専教職員と企業関係者に投票していただき、閉会式に合わせて学生の表彰を行いました。がんばった分、賞がとれずに悔しい思いをした学生もいますが、みんなが精いっぱい頑張りました。

 最後に企業関係者と高専教員の名刺交換会を行い、学生の進路やキャリア形成についてのネットワークを広げ、さらに専門技術等についても情報交換をすることができました。
 「2012年度 全国高専女子フォーラム」は、民間企業関係者をはじめとした約300名の参加者があり、女子学生の活躍に対する期待の高さがうかがえるものとなりました。