学生活動(平成21年11月2日)

教育GPのコラボレーションで、東京高専チームがイマジンカップ
   組み込み開発部門ファイナルに出場



 イマジンカップはプログラミングのオリンピックと呼ばれ、世界142ヵ国、約6万人が参加する世界最大のプログラミングコンテストである。このイマジンカップで、東京高専チームが、日本のチームとして初めて組み込み開発部門で予選を突破した。この快挙は、平成20年度に文部科学省の「質の高い大学教育推進プログラム」として採択された、二つの教育GP(Good Practice)の協働の成果である。
 「組み込みシステム開発マイスターの育成(代表:松林勝志教授)」は、学科を問わず、希望者を集めてコンピュータ組み込み技術を学び、「組み込みマイスター」という資格を認定し、さらに教員のサポートにより学生が学生に講義をし、教える能力を持った学生には「学生教育士」の認定も行う。
 「国際通用力のある若き実践的エンジニア育成(代表:阿久沢昇教授)」は、確実な技術力とコミュニケーション能力をもって地球規模の技術貢献ができる人材を育成することが目標である。
 東京高専から組み込み開発部門に出場したチームCLFSのメンバーは、「学生教育士」を目指す専攻科2年の長田学さん、佐藤晶則さん、宮内龍之介さん及び情報工学科5年の有賀雄基さんの4人。
 今年のイマジンカップのテーマは「世界の社会問題の解決」であり、国連ミレニアム目標をIT技術で解決するというものである。東京高専チームは、女性への教育が十分でなく識字率が低い地域において、妊産婦や乳児の死亡率が極めて高い点に着目して、日本の母子手帳を電子化しその地域の妊婦に配布することで、乳幼児死亡率の削減と妊産婦の健康を改善することを提案した。体温計をはじめメジャー、体重計、血圧計の機能を電子母子手帳に持たせ、文字が読めなくても使えるよう、文字を一切使わないユーザーインターフェースにもこだわった。
 予選で提出するレポートやビデオ、本選でのプレゼンテーションなどは、全て英語でこなさなければならない。それらは「国際通用力のある若き実践的エンジニア育成」を推進する教員グループが指導を行った。
 平成21年7月3日から7日にかけてエジプト・カイロで開催されたイマジンカップファイナルには、約6万人の参加者の中から9つの部門で148チーム、444人が最終予選を勝ち抜きカイロに集結した。ファイナルでは、審査員を前にしたプレゼンテーションは、無難にこなしたものの、残念ながら入賞することはできなかった。チームリーダーの長田君は、「入賞したチームは調査研究をしっかりやった上で作品を開発しているため作り込みが違う。英会話ももっと勉強しないと勝てない。」と大きな刺激を受け、一層の研鑽を誓い合った。


 マイクロソフトによるチームCLFSの紹介 [外部リンク]


※画像をクリックすると拡大します[JPG]
審査員を前にしてメンバーの紹介を行うメンバー
審査員を前にしてメンバーの紹介を行うメンバー
(右から、長田君、宮内君、有賀君、佐藤君)
ショーケース会場にて審査員にデモを見せる有賀君(右)
ショーケース会場にて審査員にデモを見せる有賀君(右)

開発した電子母子手帳
開発した電子母子手帳



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