高専教育システムの導入検討に向けて、Prof.Hany Helal(ハニー・ヒラール氏:元高等教育大臣)を団長とするエジプト視察団一行5名が来日されました。7月25日(月)には高専機構本部及び東京高専、26日(火)には仙台高専、27日(水)には都城高専、28日(木)には宮崎日機装(株)を訪問されました。
高専機構本部との意見交換では、神代執行調整役から、高専教育制度の成り立ちやカリキュラム、海外での高専導入実績等について話し合われました。東京高専、仙台高専及び都城高専では、谷合校長、澤田校長及び和田校長から、それぞれ特色ある高専運営の在り方等について説明がなされ、授業や研究室等の視察がなされました。
また、宮崎日機装(株)訪問では、清水理事等から同社の研究開発を含む事業説明及び、同社で活躍する高専卒業生との意見交換が行われました。
これらの訪問を通じて、エジプト側は、日本独自の高専教育システムの独自性、エンジニア育成における優越性、産業界との緊密な連携の在り方などを直接確認されました。
今後は、JICAを中心に、高専機構を含む関係機関と連携し、エジプトにおける高専教育システム導入検討の更なる具体化が図られる見通しとなります。

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東京高専訪問の様子 |

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仙台高専訪問の様子 |

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都城高専訪問の様子 |

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宮崎日機装(株)訪問の様子 |