【全】ヘッダーリンク:日
【全】言語切り替えボタン:日

背景色変更

【全】検索フォーム:日
サイト内検索
H1

お知らせ

すべて

令和4年度グローバルエンジニア育成事業情報交換会を開催しました

2022/08/24

  令和4年8月1日(月)~8月2日(火)の2日間にわたり、一橋講堂(東京・竹橋)において、グローバルエンジニア育成事業の取組を各高専で共有し、高専全体の国際化の取組を加速することを目的として、「令和4年度グローバルエンジニア育成事業情報交換会」をハイブリッド形式で開催しました。
  会議には事業に採択されている高専等から15名が現地で参加したほか、オンラインでの参加も多数ありました。

  会議では、はじめに、井上光輝理事から、高専機構のグローバル事業の全体像についての紹介とその中での本事業の意義、次期中期目標期間に向けたグローバル事業の展望についてお話があり、青木宏之国際総括参事および事務局からは、本事業の目標に対する成果の現況や課題について説明がありました。
  続いて、1日目から2日目の前半にかけて、八戸、津山、明石、豊田、佐世保、長野、仙台、小山、徳山の各高専から取組事例の発表と質疑応答が行われました。

(各高専の発表テーマ)
・八戸高専「八戸高専のグローバル事業とグローバルエンジニア育成の取り組み」
・津山高専「地域社会を牽引するグローバルリーダー育成プログラム」
・明石高専「茶室設計国際オンライン・ワークショップとオンライン英会話-With&AfterコロナのグローバルPBL-」
・豊田高専「英語を「使う」ことで育てる学生のグローバルマインド」
・佐世保高専「米海軍佐世保基地基地内学校との交流と今後の展望について」
・長野高専「実践型英語教育プログラム(プラクティカルイングリッシュ)によるグローバルマインドを持ったエンジニア育成事業」
・仙台高専「技術者の英語世界を見る、知る、そして変える」
・小山高専「イングリッシュ・サイエンス・キャンプを核とした海外体験サポートプログラム」
・徳山高専「“青い鳥”GlobalChallengeProgramの構築」

  2日目の後半には、現地参加者が4グループに分かれて「各事業をより発展させるための方策」をテーマにディスカッションを行いました。
ディスカッション後の発表では、各事業を発展させるために、「授業や日常生活への英語の組み込みに加えて課外活動を活用することも必要」、「海外へ送り出す機会を増やす」、「学生のマインドの醸成が重要」、「学校全体で取り組む体制づくりが重要」などの意見がありました。
  その後、青木国際総括参事より本会の総括があり、高専のグローバル化を進めていく上では、海外との比較の中でもう一度、高専教育の本質を理解し、高専教育をよりよくしていく視点が重要であるとのお話がありました。
  最後に井上理事から、令和5年度の事業終了に向けて、五年一貫教育の中で各指標だけにとらわれない、社会ニーズを捉えた成果を示せるよう進めてほしい、学生一人一人に向き合いながら丁寧に取組を進めてほしい、との激励の言葉での結びとなりました。

  会議には現地での参加者のほか、オンラインでも最大で70名ほどの参加があり活発な意見交換が行われました。
  現地参加者からは他高専の取組が参考になった、自校の取組に活かしていきたいなど積極的な意見が多く聞かれました。

aoki
青木総括参事の開始の挨拶

irie
佐世保高専 入江准教授の発表

tominaga
長野高専 冨永教授の発表

inoue
井上理事の結びの挨拶

一覧へ