令和5年8月30日(水)にタイ高専のひとつであるKOSEN-KMITLにて、2nd INDUSTRAL FORUMが開催されました。
このイベントは、KOSEN-KMITL全学生を対象に、キャリア教育の一環として開催されたもので、学生が参加企業の担当者・技術者と直接対話をすることで、学生側においては、将来、エンジニアとして活躍するために求められるスキル等を、企業側にとっても、タイ高専学生の研究力や課題解決能力などを知ることができる、有意義なイベントとなりました。
来年3月に第一期生が卒業することもあり、昨年に引き続き開催された本イベントへの参加日系企業数も12社から29社に増え、タイ高専学生への期待度が高まっていることがうかがえました。
当日は、タイ高等教育省によるタイ高専の概要説明のほか、タイ高専運営に協力をいただいている、在タイ日本大使館 川村参事官、JICAタイ事務所 鈴木所長、JETROバンコク事務所 石川次長、バンコク日本人商工会議所 石井専務理事及び日系企業関係者(Musashi Auto Parts Co., Ltd. Petch取締役、Neural Group (Thailand) Co., Ltd. 中野CTO、Bangkok Komatsu Sales Nattakit Managing Director)の関係者による、KOSEN卒業生への期待をテーマとしたパネルディスカッション等が実施されました。
また、4年生メカトロニクス工学科学生が、現在PBL授業で取り組んでいる、次世代の医療器具の開発についてプレゼンテーションを行い、広く来場者に、KOSEN教育で得た知識と技術力、発想力などをアピールすることができました。


コムサンKMITL学長 開会あいさつ プレゼンテーションを行うタイ高専生