平成28年9日7日(水)に全国の高専をGI-netで接続されたTV会議システムを用いて「平成28年度トビタテ!留学JAPAN説明会(学生向け)」が開催され、全国の国立高専から109名の学生・教職員等が参加しました。
はじめに、国際交流センター副センター長松本勉教授の挨拶があり、その後、トビタテ!留学JAPAN事務局の藤澤良介様、香田光様より、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」についてのご説明をいただきました。藤澤様からは、全国コースについて、プログラムの目的や各コース紹介、第6期募集にあたっての第5期からの主な変更点などお話があり、応募に関しては将来を見据えた計画書を作成していただきたいということ、また、選考に関しては計画と人物を重視するということなどをお話いただきました。続いて、香田様からは高校生コースについてご説明があり、壮行会の様子を動画で紹介する場面もありました。また、留学計画作成の際は高専生の理系分野への強みを活かし特色のある内容にするとよいとのアドバイスをいただきました。
トビタテ!留学JAPAN事務局の説明の後は、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」に採択された高専生2名による発表が行われ、それぞれ自己紹介や留学の目的、留学中の行動計画などを発表しました。最初に発表した学生は、台湾での食品衛生研究と食文化研究について発表し、「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」への応募にあたっては留学の動機を明確にし、熱意をアピールしたというアドバイスがありました。また、帰国後の将来の展望についても、多くの人に貢献できる行動的な食品衛生の研究者になりたいと語ってくれました。次の学生は北アイルランドでのインターンシップについて発表し、既存のインターンシッププログラムだけではなく、9日間のICT教育の現地調査にも取り組み、主体的に留学計画を立てることがよいというアドバイスがありました。また、留学は自分を見つめなおす機会であるとの話と、審査に通過する為にどのような工夫をしてきたのか説明がありました。
両名の高専生の発表の後は、参加学生より多くの質問があり、応募時期、現地でのコミュニケーションに関する質問や、留学計画を具体的に作成するにはどのようにしたらよいのか等活発に質疑応答が行われました。
(説明会の様子)