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「高専女性教員のキャリア形成支援ワークショップ」を開催しました。

2012/10/04

8月29日(水)の午後、全国高専教育フォーラム2日目に,「高専女性教員のキャリア形成支援ワークショップ」を開催いたしました。このワークショップでは、女性教職員のキャリア形成や機構における女性の比率向上、また教職員全体のワーク・ライフ・バランスの実現のために、現実にはどのような取り組みが必要とされているのか、そして何から解決していけば良いのかを協議することを目的としました。

岩熊理事の挨拶
【岩熊理事の挨拶】

当日のワークショップ参加者32名(男性11名,女性21名)を、4つのグループに分けてグループディスカッションを行ないました。最初に行った全員でのアイスブレイクにより会場全体の雰囲気が和んだ後、前半は各校におけるワーク・ライフ・バランスの現状と課題について情報交換し、後半ではそれら課題解決の具体策のためのアイディア交換を行ないました。最後にグループごとにディスカッション内容を発表し、更に全体での意見交換を行いました。 今回のワークショップでは、参加者全員が活発に発言しての意見 交換が行われたため、各校の様々な状況を共有するとともに、参加者同士の交流も図られました。

ディスカッションでは、「男女共同参画への理解の低さ」、「高専教員業務の多忙さ」、「上位職の女性教員が少数であるために若手女性教員がキャリア形成への不安をもつ」等多数の課題があげられ、様々な解決策へのアイディアもだされました。実施後に取ったアンケートでは、回答者の95%が「ワークショップは大変有意義であった」と回答し、今回のような教職員による問題提起、具体策協議の試みは有意義な取り組みであった事が分かります。さらに、男女共同参画推進に積極的な教職員の交流が図られたということも、ワークショップの大きな成果でありました。
今後,今回のワークショップで得られた情報をもとに、横のつながりを強化しながら、高専機構における男女共同参画推進を進めて参ります。

ワークショップの様子1
【ワークショップの様子1】

ワークショップの様子2
【ワークショップの様子2】

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