オムロン・高専機構共同教育プロジェクト
「平成29年度制御技術教育キャンプ」を開催
国立高等専門学校機構とオムロン株式会社は、ものづくりの現場で即戦力として活躍できる制御技術者を育成する目的で、制御技術教育に関する様々な共同教育事業を平成20年度より展開しています。この一環として8月21(月)から8月25日(金)の5日間、明石工業高等専門学校において制御技術教育キャンプを実施し、北は鶴岡高専、南は沖縄高専まで13国立高専、33名の学生が参加しました。
今回はターンテーブルにランダムに配置した重さの違う3匹のアヒルを自動制御で飛ばすことが課題でした。最低条件として、1.驚くような自動制御にすること。2.ボタン1つで自動制御を行うこと。3.着地点は装置の可動範囲よりも遠くに設定することが挙げられました。学生3名のグループで課題に対するコンセプトを決定し、その実現に向けて挑戦することを目標にシステムを開発するため、お互いに初対面ながら、毎日懸命に課題に取り組みました。
最終日の成果発表会では、プレゼンテーションを行いました。参加学生の制御技術に関するスキルはもちろんのこと、コミュニケーション力等の汎用的能力も確実に高まり、参加者全員が学校での教育では得ることができない貴重な体験をした素晴らしいキャンプとなりました。
|
|
|
キャンプ参加者集合写真 |
|
課題に取り組む学生1 |
|
|
|
課題に取り組む学生2 |
|
ターンテーブルに設置したアヒル |