10月8日、2021年度後期のタイ高専派遣教員3名のうち2名が、成田空港からタイのバンコクへ向けて出発しました。
2019年から2020年にかけて、バンコク市内に2校の高専(KOSEN-KMITL及びKOSEN KMUTT)が設立されました。高専機構はタイ政府に協力し、現地に日本型の高専教育導入を図るため、指導教員を派遣しています。その今年度第3陣となる2名が、KOSEN-KMITL(高専-キングモンクット工科大学ラカバン校)へと向かいました。
出発に先立ち、谷口理事長との対談があり、2名の教員には、理事長から、現地での活躍を期待する励ましの言葉が掛けられました。

写真(左から)(元所属高専、現地担当科目):小林秀幸国際参事補・准教授(仙台、コンピュータ)、
谷口功理事長、菊川裕規国際参事・教授(大分、機械)
※写真撮影用にマスクを外しております。対談はマスクを着用して実施しました。
日本独自の高専「KOSEN」という教育制度を海外へ展開する本プロジェクトは、KOSENが各国の発展に貢献する産業技術人材を育成することを世界に示すものです。また、派遣教員には、現地での活動を終えて帰国した後、各高専の国際化への取り組みや教育力向上の中核人材となることが期待されています。
(参考)KOSEN-KMITL 公式ウェブ (タイ語・英語)www.kosen.kmitl.ac.th