国立高専機構の奨学金

国立高専機構及び国立高専が扱う奨学金には、「日本学生支援機構奨学金(旧・日本育英会奨学金)」および「(社・財団法人、企業等による)各種奨学金」があり、その内容には貸与型のもの、給付型のものがあります。また、国立高専機構は、下記に示す奨学金を独自に用意しています。詳しくは、国立高専機構、もしくは各国立高専にお問い合わせ下さい。

→学生支援ページへ(各高専の奨学金に関する情報など)

天野工業技術研究所奨学金

財団法人天野工業技術研究所(小林純一理事長)からの寄附を原資に平成19年度に設立された国立高等専門学校5年生を対象とした奨学金です。平成23年度までの過去5年間で計326名の学生が奨学生として採用され、年額20万円の奨学金が給付。平成24年度より奨学金額が年額24万円に増額され新たに年間55名の学生に対し奨学金が給付されています。

公益財団法人ウシオ財団奨学金

公益財団法人ウシオ財団による専攻科に在学する学生に対し給付する奨学金です。学術研究に助成することにより人材の育成に寄与するという目的のもと、研究意欲旺盛で確固たる意志をもって学業につき、品行方正、学業優秀でありながら、奨学資金が必要な学生に対して助成されています。
国立高等専門学校専攻科生7名(国内6名、私費留学生1名)に対し、専攻科を修了するまでの間(最長2年)、毎月6万円が給付されます。

コマツ奨学金

株式会社小松製作所からの寄附を原資に設立されました。主に東日本大震災の被災地区にある国立高等専門学校の学生に対し、学生一人あたり月額5万円で、採用年度の4月から学科を卒業、または専攻科を修了するまでの最短修業年限の期間給付します。(平成32年度を限度とします。)

DMG MORI SEIKI奨学基金

ドイツのDMG MORI SEIKI社(旧 ギルデマイスター社)及びDMG森精機株式会社(旧 株式会社森精機製作所)からの寄附を原資に設立されました。主に東日本大震災の被災地区にある国立高等専門学校の学生に対し、学生一人あたり月額5万円で、採用年度の4月から学科を卒業、または専攻科を修了するまでの最短修業年限の期間給付します。(新規採択は平成32年度を限度とします。)

上田記念財団奨学金

一般社団法人上田記念財団による国立高等専門学校4年生及び専攻科1年生のうち土木工学を専攻する学生を対象とした奨学金です。応募資格は、将来、土木工学を活かした職業に就職する意思を持ち、人物・学力が優秀で、経済的に援助を必要とする学生であることです。奨学金は、学生一人あたり月額3万円で、卒業・終了するまでの3年間給付されます。